12/29/2007

術後検診 - 二回目

本来なら手術の一週間後におこなう検診。一週間後は元旦にあたるため少し早めに実施。手術翌日の検査と同様に、度数の検査、眼圧の検査を行い、それに加えて角膜や網膜の形を確認する検査を受ける。視力検査では見えにくいものも「たぶん右」などとできるだけ答えるようにしたせいか、前回よりも良くて2.0という判定。次は左目の手術。1月22日です。

予備メガネの右レンズを度無しにする変更をお願いしていたので、帰りにメガネ屋に寄ってピックアップ。早速かけてみると… がーん。世界が歪んでます(笑)。たぶん左右のバランス等が合わないためで、感覚が慣れてくれば気にならなくなるのだと思うのですが、第一印象としては「これは酷い」。おまけに色の感覚も左右で多少違いがあります。濃紺の看板が左目だと黒っぽく、右目だと青っぽく見えます。レンズに薄い茶色が入っているのですが、左右のレンズで多少色合いが違っているし、右目は検査でいろいろと目薬を差したあとなので、本来あるべき動作ができてないのかもしれないので、今は悪いのか悪くないのかよくわかりません。

ある色がどのように見えるのかなんていうのは、そもそも「これが正しい」などと言えるようなものではない気がします。左右の感覚が違うのは問題だと思いますが、これも慣れると同じように見えたりするのかな?

それはともかく、朝から少し調子が悪いような気がしていて、昨晩飲み過ぎたせいだと思っていたのですが、なかなか治らないので体温チェックすると、ちょっと熱がありました。37度台半ばなので大したことはないのですが。こういう日は早く寝るに限ります。

12/28/2007

手術後三日目

三日目。

ゴロゴロはだいぶん緩和してきた感じ。視界の下側の隅に何かあるように見えることがときどきあって、こちらはそのまま。仕事納めで飲みに行き、午前様。翌日は朝から検診なのに。

12/27/2007

手術後二日目

二日目。

予想通り昨晩はギッターに煩わされることも無くグッスリ眠れました。目はまだ充血していて赤いです。ゴロゴロ感のほうも依然として強く、かなり不快な状態。起きた直後は大丈夫なんですが、時間が経つにつれてゴロゴロしてくる。先生は一か月くらいでゴロゴロしなくなりますよ、ということでしたが、もしもこの状態が一か月続くとつらいですね。

というわけで今日も早めに退社。(と言っても19時すぎですが)

12/26/2007

術後検診 - 翌日

翌日の検診。

ガーゼで右目を覆った不自由な状態のまま病院へ。混んだ電車に乗りたくないので、かなり早めにうちを出て、病院内のスタバで時間調整。

診察ではガーゼを外し、目のアップの写真撮影。(レンズが)綺麗に入ってますね、ということで目視検査はOKのようです。画面に写った目にはくっきりとレンズの様子が見てとれます。その後、度数を測る機械、眼圧検査をして、お待ちかね(?)の視力検査です。右、左、と順調に答えていくと… 1.5だそうです。すごい。

今日の検査はこれだけ。午後は保護用メガネ等も使わず、裸眼のまま会社へ向かいます。

さて、朝と違って両目で見てるし、右目の視力は1.5なので、さぞかし快適だろうと思っていた視界、そうでもない。悪い(と言っても"中程度"の近視だそうで-5Dまでいかない)左目に引きずられるというか、バランスが悪くて1.5も見えてる気がしません。会社に着いてPCの画面を見ると… うへぇ、全然見えない。予備メガネの右レンズを度なしにしたものを準備したのですが、まだピックアップできていないので、通常使っていたメガネの右目のレンズを抜いて対処。これでなんとか仕事ができます。

しかし画面を見るのにはいいのですが、この急造メガネで歩くと世界が… 無茶苦茶バランスが悪いです。なので席を立つときはメガネを外すことに。結構不便です。

さて、手術直後からゴロゴロした感じがしていたのですが、職場が乾燥しているせいか、働いて時間が経つとだんだんゴロゴロ感がきつくなってきました。仕事に集中できなくなってきたので、今日は早めに退散。しかし乾燥した職場を離れたら楽になるのかと思うもそうでもなく、ゴロゴロがかなりつらい。結局寝るまで強いゴロゴロ感に悩まされました。おっと寝るときは初ギッターです。網状のものを買ったのですが、これ、フレームが金属なんですね。顔の形にフィットするように軽く曲げて装着。寝ている間に無意識に目をこすらないように、というのが目的ですが、私は結構ぐっすり眠るタイプなので必要性は少なそう。ま、念のためですね。ではお休みなさい。

12/25/2007

処方された点眼薬と内服薬

薬は前回の検査の終りに手術の手順の説明を受けたときにもらっていて、目薬が2種、内服薬も2種で、他には痛みが続くときに服用する痛み止め。

点眼薬は手術前日より使い始める抗菌薬のクラビットとステロイドのサンベタゾン(リン酸ベタメタゾンナトリウムなのでこれかな?)
内服薬のひとつは抗生物質のメイアクトを12錠(食後3回で4日分)と眼圧降下薬のダイアモックスを手術の晩用に1錠。

記録として。

ところで、このエントリーを書くのに「薬のデータ、昔ブクマしたよな…」と思って過去のブックマークを調べていたら、日経BPのこんな記事「近視が強い人に朗報!の最新治療法」もブクマしていたのを見つけました。すっかり忘れていました。

読書 - 3冊

「感想文」が面倒でしばらく書いていなかったのですが、たまってしまうのでとりあえず本棚のほうを更新しました。

ルービン回顧録
白洲次郎 占領を背負った男
プリンシプルのない日本 (新潮文庫)

の3冊。

手術一回目 : 右目

(あまり快適とはいえない状態で書いているので、あとで訂正・加筆等する予定)

右目、手術してきました。いまはガーゼに覆われていて、メガネをかけられないのでむちゃくちゃ不自由です。

病院に着き受け付けを済ませ会計へ。この病院では原則現金払い、レーシックはなぜかクレジットカードで払えるのですが、どの担当者もフェイキックIOLでもOKであることを認知しておらず、何度も「レーシックじゃないの?」と聞かれ、説明するのが大変でした。(カードで払えることは前回確認しています) これまでフェイキックIOLを受けたひとはみんな現金で払ってたのでしょうか。

手術の準備室では健康診断のときに着るような手術着に着替えます。そして点滴開始。手術をする右目に点眼を10分ごとに3回。瞳孔を小さくする薬だそうです。それから両眼に麻酔を点眼。

前のひとの手術が終わるのを待って(このひともフェイキックIOLのようでした)いざ手術室へ。手術室は相部屋のようで別の手術も行われています。椅子に座ると右腕に血圧計、左手の人差し指にテープのようなものをまかれて準備完了。先生登場。ご挨拶をして目の周囲、そして目そのものの消毒をします。右目の部分に穴があいているカバーで顔全体を覆い、右目を開いたままにしておく器具をつけられ、麻酔やらなにやらさらに点眼。手術は助手の方が目などに水をかける用具を携えて先生の傍らにつく形で行われ、また随時必要な器具を渡したりもしていました。

「では始めますね」の声とともに目に穴を開ける作業。ときどき「ジュッ」とかいったりするということは焼き切ってるんですかね。レーザー? そして「レンズ入れます」「とめます」「ちょっとチクッと痛いです(実際はズッシリ痛い感じ)」などと会話しながらオペが進んでいきます。私の場合はこの「とめます」で少し手間取り時間がかかったようでした。でも「予定通りにできました」と言われて終了。実際にどのくらいの時間がかかったか見てくるのは忘れました。30分は超えていたような気がするのですが。

えー、手術中は何も見えないと書いてあるブログもありましたが、そうでもないです。結構見えます。ほとんど見えているのは照明だけでしたが、水をかける器具、近づいてくるピンセットのようなものなどはぼんやりと識別できました。ある程度以上近づくと見えなくなる感じです。

先生はこれから別の階でレーシックの手術が5件ほどあるとのことで助手の人に「午後はオンコールにして」と依頼していました。意味は不明です(笑)。メガネが使えるように、と右目のガーゼを薄めにしてくれたのですが、上からとめたりしたら結局メガネは使えず。で、冒頭の不自由な状態なわけです。

いまの右目は弱い鈍痛とちょっとゴロついた感覚があります。どのくらい見えるようになったかは明日の術後検診までお預け。しかし大袈裟なガーゼに覆われているので、結構注目されます。とりあえず自宅に戻ってからカーゼ姿を記念撮影しておきました。