10/25/2007

手術前検査 - 3回目

適応検査を含め、3回目の検査。早めに着いて院内のスタバで朝の珈琲をいただき、まだ少し時間があったので四谷三丁目のほうへお散歩。三丁目交差点手前に風月堂があったので、お土産を購入。これからお世話になりますからね、印象よくしておかないと(笑)。

今回はどうやらレンズの度数を決めるための検査だったらしい。視力検査機器で右目を詳細にチェック。お馴染みの「どちらが開いいますか」から始まり、放射状に描かれている線にクッキリ見えるものがないかで調べる乱視の検査、あとは緑と赤の背景のどちらがはっきりと見えるか(これは何の検査?)などを、レンズを入れ替えながら何度も繰り返し調べてもらいました。左目も同じくらい時間を掛けるのかと思ったら、こちらは比較的あっさり気味。効き目が右だから?

その後は涙の量の検査を目に濾紙のようなものを挟んで行い(少なめだったらしい)、老眼の検査は赤・黄・緑のマークが遠くから徐々に近づいてくる機器で調査。最後は検査の結果適切だと思われる度数のメガネをかけて見え方のチェック。遠くだけではなく近くがどう見えるかも確認。

今回は何度もやり直すこともなく2時間ほどで終了。担当の根岸先生は不在でしたが、最後にいくつか気になっていたことを検査技士のかたに教えてもらい、次回の説明のときの資料および手術の同意書を受け取り今日の検査は完了。

しかし同意書には結構厳しいことも書いてありますねぇ。「前記以外にも合併症がおこる可能性はある。経過によっては失明することもある。」「手術により視機能の低下(見え方の質の低下)が生じることがある。」「術中に、駆出性出血を起こすことがある。そのために術前よりも視力が低下する可能性がある。」「重症例では合併症のために術前よりも視力が低下する可能性がある。」などなど。どれも可能性は低いのでしょうが、わずかな可能性でもこういったことを明記しないといけないのでしょうね。お気楽に手術を受けようとする患者を諌めるためなのか、もしものときの訴訟対策なのかわかりませんが、ちょっと引いちゃいます。

次回は2週間後。手術を担当する医師から説明を受け最終確認となるはずです。

10/18/2007

LASIK適応検査

適応検査を受けてきました。

言われていたとおり、混雑している受付には寄らずに2階に上がり、直接眼科の屈折矯正外来受付へ。視力検査や眼圧検査などひととおり受けたあと、廊下で医師の診断を待っていると、もう1度やりたい検査があるので、と再び検査室へ。検査後、廊下で待っていると再度の呼び出し。さらに検査をしたいという。今度は別室(一般外来)にある同種の機械で行うのだとか。やな感じ。

その後、執刀医師の所見と診察。医師の話によると、オーブスキャンという角膜の形状を解析する検査で、円錐角膜らしき症状が認められるらしい。しかし、別の機械でやるとソレは見当たらないそうで、最初の検査器をリブートしてもう1度検査をしたいと。結果、やはり円錐角膜が見られるという結論に。LASIKは円錐角膜を非常に早く進行させる場合があるとのことで、LASIK非適応との判断になりました。

しかし、円錐角膜でもフェイキックIOL(有水晶体眼内レンス)という方法は可能だそうで、こちらを前提に話を進めることに。フェイキックIOLはLASIKのように角膜を削るのではなく、角膜と水晶体(正確には虹彩)の間に人工レンズを埋め込むことで矯正する方法です。通常は角膜と水晶体がそれぞれレンズの働きをしているわけですが、その間に人工の第3のレンズを置く、というイメージです。

いろいろ調べると、レンズを取り外せば元に戻せる、というのがLASIKに対する利点のようですが、歴史がLASIKより浅いため、長期の症例がなく(最長でも10年くらい)、また症例数自体も少ないということです。あとは両眼同時の手術ができないとか、値段が高い(たぶんレンズの価格が高いのだと思う)というのも敷居を高くしていますね。

こちらの病院では、フェイキックIOLの場合は適応検査の他に術前検査2回、担当医および看護師からの説明・オリエンテーションを1回行うそうで、1回目の術前検査は今日でも良い、ということだったので早速受けることにしました。サイプレジンという薬で目の調整力を無くすのですが、2〜3日効果が持続するそうです。これで週末まで老眼状態。これはこれでなかなか興味深い体験でした。帰宅途中、駅の掲示など遠くはほぼ普通に見えるのですが、ケータイの画面を見ようとすると眼鏡を外さないと文字が読めない。手元の文字を読むときに眼鏡を外すのは、まさにおじいちゃん、おばあちゃんが新聞を読むときにやるアノ仕草そのものです。

さて、次回の検査は約一週間後です。また報告します。

10/15/2007

国家の自縛

これ、まだ書いてなかったね。



前作、国家の罠が何と言うか非常に興味深かったので、続けて買ってみた本。「正論」に掲載するためのインタビューを元に、追加取材などを経て出版されている。産経の斎藤氏の質問に回答する形式。インタビュー自体が「国家の罠」の出版後に行われたもので、「国家の罠」で語られている内容をさらに堀下げていく問も多く、「国家の罠」の理解をさらに深めることができる内容に仕上っていると思う。

前作から順に読むのが良さそう。

10/14/2007

Ad[es]に入れたソフトウェア

Ad[es]を買ってから二週間ばかり経ったので、ここらで備忘を兼ねて導入したソフトウェアのまとめ。コンセプトは便利に使いたいけれど、不安定になりそうなものは入れたくない、です。

高速化サービス専用クライアントソフト (公式サイトから)
    前機種のWX310SAのときから高速化オプションを設定していましたが、実はあまり恩恵を感じていませんでした。が、Ad[es]でクライアントソフトを使うと効果絶大! W-OAMとどちらの影響のほうが大きいのか判別しがたいですが。

Internet Radio Player (公式サイトから)
    PCでは家でも職場でも Internet Radio を聴くので、移動中も、ということで。料金プランをつなぎ放題にしているので躊躇なく。

Google Maps
    公式サイトでダウンロードできるちず丸と迷いましたが、普段からGoogleのサービスはいろいろと利用しているので、なんとなくこちら。gmm_navi Autoとあわせて使うと便利。WX310SAのときに通常のGoogleマップのサービスを使っていたときは、あまりの遅さに閉口しましたが、専用アプリケーションだからか、我慢できるスピード。高速化ソフトも役に立っているのでしょう。

gmm_navi Auto
    W-SIMから現在位置情報を得て Google Maps に渡してくれるソフト。現在位置周辺でスタバとかコンビニとかの場所を知りたいときに便利。

DevState

    Today画面に各ソフトを立ち上げるアイコンを表示したかったので導入。フルキーボードを出さなくてもタップでAd[es]のリセットができるのも便利。他にタスクマネージャ機能やメモリやバッテリ状態のToday画面表示ができる。Battery Monitor と重複する機能もあるけどこの際気にしない。

WifiInfo

    Today画面にWi-Fiの情報を表示するツールです。設定があれば connect / disconnect もワンタップで簡単にできます。

WM5torage
    Ad[es]をUSBマスストレージにするツールです。USBメモリはいつも持ち歩いているわけではないですが、電話は身に付けている確率が高いので、いざというときにメモリの替わりに使えます。2GBのmicroSDを入れているので容量的にも余裕があるし。でももちろんケーブルは必要です。

Battery Monitor
    バッテリー容量を画面上部に表示するツール。ただそれよりも画面が横のときだけATOKの推測変換をオフにすることができる、ということで導入しました。ただ最近は横のときも推測変換オンでいいかな、という気になってきたので、使用を止めるかもしれません。

QuicToday
    Today画面にGoogle他の検索窓を表示するツール。気に入ってます。便利です。

GSFinder+ for W-ZERO3
    File Explore の代替。Ad[es]を触る上で、一番使用頻度が高いツールかもしれません。

QDz
    連絡先のデータをもう少し使いやすいUIで取り扱う、というツール。確かに連絡先よりは使いやすいんだけれど、私にはイマイチかな。でも他に良いものが見つからないので継続使用中。

synct_a
    シンプルな時刻合わせソフト。WX310SAは30秒以上ずれたときに勝手に修正してくれていたけれど、Ad[es]にはそのような機能がないので導入。気が向いたときにときどき走らせる程度でいいと思うけれど。

ニャー
    2chブラウザ。これまで2chはあまり読んでいなかったけれど、Ad[es]の情報収集でかなり読むようになったので導入。

他にも TCPMP とか NextTrain とか、Ad[es]購入前にチェックしていたツールがありますが、今のところあまり必要を感じていないので未導入です。今のところ不満なのは連絡先やQDzなどの電話帳があまり使いやすくないこと、W-ZERO3メールがかなり使いにくいことあたりでしょうか。メールはHDMobiMailが話題にのぼることが多いようなので、ちょっと気になってます。

でもとりあえず環境構築はここまでで一段落かな。

10/03/2007

LASIK説明会@慶應病院

慶應病院で定期的に実施されているLASIKの説明会へ行ってきました。

内容的には、
  • 眼の構造、正視・近視のメカニズム、LASIKの概要、手術の様子を20分ほどのビデオで見る。
  • 担当医師の方による捕捉説明
  • Q&A
の構成で、webpage にあるとおり1時間ほどで終了。最後に希望者には適応検査の予約も受け付けてくれます。手術の様子のビデオは、なかなか見ごたえがあります。資料としていただけるのは、
  • レーザー屈折矯正手術(レーシック)ハンドブック (カタログ風のパンフレット)
  • 費用一覧 (各検査費用、手術費用、術後検診費用等で、手術費用はどの術式でも両眼で50万円前後)
  • Epi-LASIK の説明資料 (カラーコピー)
  • Phakic IOL 手術について (カラーコピー)
  • Phakic IOL のレンズの種類 (カラーコピー)
でした。

主なQ&Aは、
  • 網膜剥離を治療した眼でも、半年から1年ほど安定していれば手術は可能
  • LASIK手術をした眼でも、将来白内症の治療に差し支えることはない
  • どのくらいの衝撃でフラップが外れる場合があるか (ボクシングや交通事故等)
  • LASIK後の網膜剥離の手術は少し手間がかかるため、結果としてフラップに皺が出たりする場合がある
  • LASIK後にドライアイの症状が出る場合が多いが、3か月から1年程度で改善する。その場合、元のレベルに戻るのであって、元もとドライアイだった人が治る、というわけではない。ただし、コンタクトレンズを使用しなくてよくなるため、その部分でドライアイの症状が軽減することもある。
といったところだったでしょうか。(記憶に頼って書いています。詳しく知りたい方は医師にご相談ください)

説明会の内容はこちらの先生が執筆された本と基本的には同様です。ただ手術ビデオや担当の先生に直接疑問をぶつけることができる、など有利な部分もありますので、LASIKを検討していて参加可能な方は出たほうがいいと思います。

私は早速適応検査の予約をしてきました。やはり一般的な説明だけではなく、自分の眼を調べてもらったうえでの説明を聞かないと私はなかなか手術を受ける決心がつきません。また他病院でも検査・説明を受けて納得度合を深め、また医師との相性の善し悪しなども考慮するのがいいかもしれませんね。

適応検査を受けたらまた報告します。もう2週間ほどお待ちください。