本来なら手術の一週間後におこなう検診。一週間後は元旦にあたるため少し早めに実施。手術翌日の検査と同様に、度数の検査、眼圧の検査を行い、それに加えて角膜や網膜の形を確認する検査を受ける。視力検査では見えにくいものも「たぶん右」などとできるだけ答えるようにしたせいか、前回よりも良くて2.0という判定。次は左目の手術。1月22日です。
予備メガネの右レンズを度無しにする変更をお願いしていたので、帰りにメガネ屋に寄ってピックアップ。早速かけてみると… がーん。世界が歪んでます(笑)。たぶん左右のバランス等が合わないためで、感覚が慣れてくれば気にならなくなるのだと思うのですが、第一印象としては「これは酷い」。おまけに色の感覚も左右で多少違いがあります。濃紺の看板が左目だと黒っぽく、右目だと青っぽく見えます。レンズに薄い茶色が入っているのですが、左右のレンズで多少色合いが違っているし、右目は検査でいろいろと目薬を差したあとなので、本来あるべき動作ができてないのかもしれないので、今は悪いのか悪くないのかよくわかりません。
ある色がどのように見えるのかなんていうのは、そもそも「これが正しい」などと言えるようなものではない気がします。左右の感覚が違うのは問題だと思いますが、これも慣れると同じように見えたりするのかな?
それはともかく、朝から少し調子が悪いような気がしていて、昨晩飲み過ぎたせいだと思っていたのですが、なかなか治らないので体温チェックすると、ちょっと熱がありました。37度台半ばなので大したことはないのですが。こういう日は早く寝るに限ります。
12/29/2007
12/28/2007
12/27/2007
12/26/2007
術後検診 - 翌日
翌日の検診。
ガーゼで右目を覆った不自由な状態のまま病院へ。混んだ電車に乗りたくないので、かなり早めにうちを出て、病院内のスタバで時間調整。
診察ではガーゼを外し、目のアップの写真撮影。(レンズが)綺麗に入ってますね、ということで目視検査はOKのようです。画面に写った目にはくっきりとレンズの様子が見てとれます。その後、度数を測る機械、眼圧検査をして、お待ちかね(?)の視力検査です。右、左、と順調に答えていくと… 1.5だそうです。すごい。
今日の検査はこれだけ。午後は保護用メガネ等も使わず、裸眼のまま会社へ向かいます。
さて、朝と違って両目で見てるし、右目の視力は1.5なので、さぞかし快適だろうと思っていた視界、そうでもない。悪い(と言っても"中程度"の近視だそうで-5Dまでいかない)左目に引きずられるというか、バランスが悪くて1.5も見えてる気がしません。会社に着いてPCの画面を見ると… うへぇ、全然見えない。予備メガネの右レンズを度なしにしたものを準備したのですが、まだピックアップできていないので、通常使っていたメガネの右目のレンズを抜いて対処。これでなんとか仕事ができます。
しかし画面を見るのにはいいのですが、この急造メガネで歩くと世界が… 無茶苦茶バランスが悪いです。なので席を立つときはメガネを外すことに。結構不便です。
さて、手術直後からゴロゴロした感じがしていたのですが、職場が乾燥しているせいか、働いて時間が経つとだんだんゴロゴロ感がきつくなってきました。仕事に集中できなくなってきたので、今日は早めに退散。しかし乾燥した職場を離れたら楽になるのかと思うもそうでもなく、ゴロゴロがかなりつらい。結局寝るまで強いゴロゴロ感に悩まされました。おっと寝るときは初ギッターです。網状のものを買ったのですが、これ、フレームが金属なんですね。顔の形にフィットするように軽く曲げて装着。寝ている間に無意識に目をこすらないように、というのが目的ですが、私は結構ぐっすり眠るタイプなので必要性は少なそう。ま、念のためですね。ではお休みなさい。
ガーゼで右目を覆った不自由な状態のまま病院へ。混んだ電車に乗りたくないので、かなり早めにうちを出て、病院内のスタバで時間調整。
診察ではガーゼを外し、目のアップの写真撮影。(レンズが)綺麗に入ってますね、ということで目視検査はOKのようです。画面に写った目にはくっきりとレンズの様子が見てとれます。その後、度数を測る機械、眼圧検査をして、お待ちかね(?)の視力検査です。右、左、と順調に答えていくと… 1.5だそうです。すごい。
今日の検査はこれだけ。午後は保護用メガネ等も使わず、裸眼のまま会社へ向かいます。
さて、朝と違って両目で見てるし、右目の視力は1.5なので、さぞかし快適だろうと思っていた視界、そうでもない。悪い(と言っても"中程度"の近視だそうで-5Dまでいかない)左目に引きずられるというか、バランスが悪くて1.5も見えてる気がしません。会社に着いてPCの画面を見ると… うへぇ、全然見えない。予備メガネの右レンズを度なしにしたものを準備したのですが、まだピックアップできていないので、通常使っていたメガネの右目のレンズを抜いて対処。これでなんとか仕事ができます。
しかし画面を見るのにはいいのですが、この急造メガネで歩くと世界が… 無茶苦茶バランスが悪いです。なので席を立つときはメガネを外すことに。結構不便です。
さて、手術直後からゴロゴロした感じがしていたのですが、職場が乾燥しているせいか、働いて時間が経つとだんだんゴロゴロ感がきつくなってきました。仕事に集中できなくなってきたので、今日は早めに退散。しかし乾燥した職場を離れたら楽になるのかと思うもそうでもなく、ゴロゴロがかなりつらい。結局寝るまで強いゴロゴロ感に悩まされました。おっと寝るときは初ギッターです。網状のものを買ったのですが、これ、フレームが金属なんですね。顔の形にフィットするように軽く曲げて装着。寝ている間に無意識に目をこすらないように、というのが目的ですが、私は結構ぐっすり眠るタイプなので必要性は少なそう。ま、念のためですね。ではお休みなさい。
12/25/2007
処方された点眼薬と内服薬
薬は前回の検査の終りに手術の手順の説明を受けたときにもらっていて、目薬が2種、内服薬も2種で、他には痛みが続くときに服用する痛み止め。
点眼薬は手術前日より使い始める抗菌薬のクラビットとステロイドのサンベタゾン(リン酸ベタメタゾンナトリウムなのでこれかな?)
内服薬のひとつは抗生物質のメイアクトを12錠(食後3回で4日分)と眼圧降下薬のダイアモックスを手術の晩用に1錠。
記録として。
ところで、このエントリーを書くのに「薬のデータ、昔ブクマしたよな…」と思って過去のブックマークを調べていたら、日経BPのこんな記事「近視が強い人に朗報!の最新治療法」もブクマしていたのを見つけました。すっかり忘れていました。
点眼薬は手術前日より使い始める抗菌薬のクラビットとステロイドのサンベタゾン(リン酸ベタメタゾンナトリウムなのでこれかな?)
内服薬のひとつは抗生物質のメイアクトを12錠(食後3回で4日分)と眼圧降下薬のダイアモックスを手術の晩用に1錠。
記録として。
ところで、このエントリーを書くのに「薬のデータ、昔ブクマしたよな…」と思って過去のブックマークを調べていたら、日経BPのこんな記事「近視が強い人に朗報!の最新治療法」もブクマしていたのを見つけました。すっかり忘れていました。
手術一回目 : 右目
(あまり快適とはいえない状態で書いているので、あとで訂正・加筆等する予定)
右目、手術してきました。いまはガーゼに覆われていて、メガネをかけられないのでむちゃくちゃ不自由です。
病院に着き受け付けを済ませ会計へ。この病院では原則現金払い、レーシックはなぜかクレジットカードで払えるのですが、どの担当者もフェイキックIOLでもOKであることを認知しておらず、何度も「レーシックじゃないの?」と聞かれ、説明するのが大変でした。(カードで払えることは前回確認しています) これまでフェイキックIOLを受けたひとはみんな現金で払ってたのでしょうか。
手術の準備室では健康診断のときに着るような手術着に着替えます。そして点滴開始。手術をする右目に点眼を10分ごとに3回。瞳孔を小さくする薬だそうです。それから両眼に麻酔を点眼。
前のひとの手術が終わるのを待って(このひともフェイキックIOLのようでした)いざ手術室へ。手術室は相部屋のようで別の手術も行われています。椅子に座ると右腕に血圧計、左手の人差し指にテープのようなものをまかれて準備完了。先生登場。ご挨拶をして目の周囲、そして目そのものの消毒をします。右目の部分に穴があいているカバーで顔全体を覆い、右目を開いたままにしておく器具をつけられ、麻酔やらなにやらさらに点眼。手術は助手の方が目などに水をかける用具を携えて先生の傍らにつく形で行われ、また随時必要な器具を渡したりもしていました。
「では始めますね」の声とともに目に穴を開ける作業。ときどき「ジュッ」とかいったりするということは焼き切ってるんですかね。レーザー? そして「レンズ入れます」「とめます」「ちょっとチクッと痛いです(実際はズッシリ痛い感じ)」などと会話しながらオペが進んでいきます。私の場合はこの「とめます」で少し手間取り時間がかかったようでした。でも「予定通りにできました」と言われて終了。実際にどのくらいの時間がかかったか見てくるのは忘れました。30分は超えていたような気がするのですが。
えー、手術中は何も見えないと書いてあるブログもありましたが、そうでもないです。結構見えます。ほとんど見えているのは照明だけでしたが、水をかける器具、近づいてくるピンセットのようなものなどはぼんやりと識別できました。ある程度以上近づくと見えなくなる感じです。
先生はこれから別の階でレーシックの手術が5件ほどあるとのことで助手の人に「午後はオンコールにして」と依頼していました。意味は不明です(笑)。メガネが使えるように、と右目のガーゼを薄めにしてくれたのですが、上からとめたりしたら結局メガネは使えず。で、冒頭の不自由な状態なわけです。
いまの右目は弱い鈍痛とちょっとゴロついた感覚があります。どのくらい見えるようになったかは明日の術後検診までお預け。しかし大袈裟なガーゼに覆われているので、結構注目されます。とりあえず自宅に戻ってからカーゼ姿を記念撮影しておきました。
右目、手術してきました。いまはガーゼに覆われていて、メガネをかけられないのでむちゃくちゃ不自由です。
病院に着き受け付けを済ませ会計へ。この病院では原則現金払い
手術の準備室では健康診断のときに着るような手術着に着替えます
前のひとの手術が終わるのを待って(このひともフェイキックIO
「では始めますね」の声とともに目に穴を開ける作業。ときどき
えー、手術中は何も見えないと書いてあるブログもありましたが、そうでもないです。結構見えます。ほとんど見えているのは照明だけでしたが、水をかける器具、近づいてくるピンセットのようなものなどはぼんやりと識別できました。ある程度以上近づくと見えなくなる感じです。
いまの右目は弱い鈍痛とちょっとゴロついた感覚があります
11/10/2007
最後の検査
最後の検査に行ってきました。
まずは感染症の有無を調べるための血液検査。この結果は後日なのかな? 本日は特にフィードバックなし。そしてもう一度視力の検査。前回との差異を確認します。これで差異が大きいと埋め込むレンズの度数を決定することができません。幸い違いはほとんど無かったようで、すんなりと終了。両目とも 1.5 の視力になるそうです。素晴らしい。ワクワクします。待ち遠しい。
その後、担当医師からの説明。いくつか残っていた疑問点もここで確認。最後に別室で手術についてのオリエンテーションを受ける。右目の手術は12月25日。前日から抗菌系の目薬を朝・昼・晩と3回点眼しておく。当日、病院に着いてから手術衣に着替えるまでの手順・流れの説明。先に会計を済ませておく、とか。そして点滴。生涯で初めての点滴になります。もっとも何かあったときに備えてあらかじめ血管を確保しておくのが目的だそうで、何もなければ(ありませんように!)生理食塩水を注入するだけということです。
手術後は、当日晩から内服薬を服用。翌日の診察後から2種類の目薬を日に3回点眼。感染予防のため、洗顔、洗髪はしばらく禁止。入浴は首から下だけならば手術翌日からOK。もちろん目に水が入らないように注意。ゴーグルでも買ってくるかな。睡眠中に無意識に目をこすったりしないように、夜はギッターと呼ばれる眼を保護するものを装着すると。
いずれもとてもわかりやすく説明していただき、あとは手術当日を待つだけ。ひと月半ありますね。早く完了したいものです。楽しみ。ちょっと怖いけれど。
まずは感染症の有無を調べるための血液検査。この結果は後日なのかな? 本日は特にフィードバックなし。そしてもう一度視力の検査。前回との差異を確認します。これで差異が大きいと埋め込むレンズの度数を決定することができません。幸い違いはほとんど無かったようで、すんなりと終了。両目とも 1.5 の視力になるそうです。素晴らしい。ワクワクします。待ち遠しい。
その後、担当医師からの説明。いくつか残っていた疑問点もここで確認。最後に別室で手術についてのオリエンテーションを受ける。右目の手術は12月25日。前日から抗菌系の目薬を朝・昼・晩と3回点眼しておく。当日、病院に着いてから手術衣に着替えるまでの手順・流れの説明。先に会計を済ませておく、とか。そして点滴。生涯で初めての点滴になります。もっとも何かあったときに備えてあらかじめ血管を確保しておくのが目的だそうで、何もなければ(ありませんように!)生理食塩水を注入するだけということです。
手術後は、当日晩から内服薬を服用。翌日の診察後から2種類の目薬を日に3回点眼。感染予防のため、洗顔、洗髪はしばらく禁止。入浴は首から下だけならば手術翌日からOK。もちろん目に水が入らないように注意。ゴーグルでも買ってくるかな。睡眠中に無意識に目をこすったりしないように、夜はギッターと呼ばれる眼を保護するものを装着すると。
いずれもとてもわかりやすく説明していただき、あとは手術当日を待つだけ。ひと月半ありますね。早く完了したいものです。楽しみ。ちょっと怖いけれど。
10/25/2007
手術前検査 - 3回目
適応検査を含め、3回目の検査。早めに着いて院内のスタバで朝の珈琲をいただき、まだ少し時間があったので四谷三丁目のほうへお散歩。三丁目交差点手前に風月堂があったので、お土産を購入。これからお世話になりますからね、印象よくしておかないと(笑)。
今回はどうやらレンズの度数を決めるための検査だったらしい。視力検査機器で右目を詳細にチェック。お馴染みの「どちらが開いいますか」から始まり、放射状に描かれている線にクッキリ見えるものがないかで調べる乱視の検査、あとは緑と赤の背景のどちらがはっきりと見えるか(これは何の検査?)などを、レンズを入れ替えながら何度も繰り返し調べてもらいました。左目も同じくらい時間を掛けるのかと思ったら、こちらは比較的あっさり気味。効き目が右だから?
その後は涙の量の検査を目に濾紙のようなものを挟んで行い(少なめだったらしい)、老眼の検査は赤・黄・緑のマークが遠くから徐々に近づいてくる機器で調査。最後は検査の結果適切だと思われる度数のメガネをかけて見え方のチェック。遠くだけではなく近くがどう見えるかも確認。
今回は何度もやり直すこともなく2時間ほどで終了。担当の根岸先生は不在でしたが、最後にいくつか気になっていたことを検査技士のかたに教えてもらい、次回の説明のときの資料および手術の同意書を受け取り今日の検査は完了。
しかし同意書には結構厳しいことも書いてありますねぇ。「前記以外にも合併症がおこる可能性はある。経過によっては失明することもある。」「手術により視機能の低下(見え方の質の低下)が生じることがある。」「術中に、駆出性出血を起こすことがある。そのために術前よりも視力が低下する可能性がある。」「重症例では合併症のために術前よりも視力が低下する可能性がある。」などなど。どれも可能性は低いのでしょうが、わずかな可能性でもこういったことを明記しないといけないのでしょうね。お気楽に手術を受けようとする患者を諌めるためなのか、もしものときの訴訟対策なのかわかりませんが、ちょっと引いちゃいます。
次回は2週間後。手術を担当する医師から説明を受け最終確認となるはずです。
今回はどうやらレンズの度数を決めるための検査だったらしい
その後は涙の量の検査を目に濾紙のようなものを挟んで行い
今回は何度もやり直すこともなく2時間ほどで終了
しかし同意書には結構厳しいことも書いてありますねぇ。「前記以外にも合併症がおこる可能性はある。経過によっては失明することもある。」「手術により視機能の低下(見え方の質の低下)が生じることがある。」「術中に、駆出性出血を起こすことがある。そのために術前よりも視力が低下する可能性がある。」「重症例では合併症のために術前よりも視力が低下する可能性がある。」などなど。どれも可能性は低いのでしょうが、わずかな可能性でもこういったことを明記しないといけないのでしょうね。お気楽に手術を受けようとする患者を諌めるためなのか、もしものときの訴訟対策なのかわかりませんが、ちょっと引いちゃいます。
次回は2週間後。手術を担当する医師から説明を受け最終確認とな
10/18/2007
LASIK適応検査
適応検査を受けてきました。
言われていたとおり、混雑している受付には寄らずに2階に上がり、直接眼科の屈折矯正外来受付へ。視力検査や眼圧検査などひととおり受けたあと、廊下で医師の診断を待っていると、もう1度やりたい検査があるので、と再び検査室へ。検査後、廊下で待っていると再度の呼び出し。さらに検査をしたいという。今度は別室(一般外来)にある同種の機械で行うのだとか。やな感じ。
その後、執刀医師の所見と診察。医師の話によると、オーブスキャンという角膜の形状を解析する検査で、円錐角膜らしき症状が認められるらしい。しかし、別の機械でやるとソレは見当たらないそうで、最初の検査器をリブートしてもう1度検査をしたいと。結果、やはり円錐角膜が見られるという結論に。LASIKは円錐角膜を非常に早く進行させる場合があるとのことで、LASIK非適応との判断になりました。
しかし、円錐角膜でもフェイキックIOL(有水晶体眼内レンス)という方法は可能だそうで、こちらを前提に話を進めることに。フェイキックIOLはLASIKのように角膜を削るのではなく、角膜と水晶体(正確には虹彩)の間に人工レンズを埋め込むことで矯正する方法です。通常は角膜と水晶体がそれぞれレンズの働きをしているわけですが、その間に人工の第3のレンズを置く、というイメージです。
いろいろ調べると、レンズを取り外せば元に戻せる、というのがLASIKに対する利点のようですが、歴史がLASIKより浅いため、長期の症例がなく(最長でも10年くらい)、また症例数自体も少ないということです。あとは両眼同時の手術ができないとか、値段が高い(たぶんレンズの価格が高いのだと思う)というのも敷居を高くしていますね。
こちらの病院では、フェイキックIOLの場合は適応検査の他に術前検査2回、担当医および看護師からの説明・オリエンテーションを1回行うそうで、1回目の術前検査は今日でも良い、ということだったので早速受けることにしました。サイプレジンという薬で目の調整力を無くすのですが、2〜3日効果が持続するそうです。これで週末まで老眼状態。これはこれでなかなか興味深い体験でした。帰宅途中、駅の掲示など遠くはほぼ普通に見えるのですが、ケータイの画面を見ようとすると眼鏡を外さないと文字が読めない。手元の文字を読むときに眼鏡を外すのは、まさにおじいちゃん、おばあちゃんが新聞を読むときにやるアノ仕草そのものです。
さて、次回の検査は約一週間後です。また報告します。
言われていたとおり、混雑している受付には寄らずに2階に上がり、直接眼科の屈折矯正外来受付へ。視力検査や眼圧検査などひととおり受けたあと、廊下で医師の診断を待っていると、もう1度やりたい検査があるので、と再び検査室へ。検査後、廊下で待っていると再度の呼び出し。さらに検査をしたいという。今度は別室(一般外来)にある同種の機械で行うのだとか。やな感じ。
その後、執刀医師の所見と診察。医師の話によると、オーブスキャンという角膜の形状を解析する検査で、円錐角膜らしき症状が認められるらしい。しかし、別の機械でやるとソレは見当たらないそうで、最初の検査器をリブートしてもう1度検査をしたいと。結果、やはり円錐角膜が見られるという結論に。LASIKは円錐角膜を非常に早く進行させる場合があるとのことで、LASIK非適応との判断になりました。
しかし、円錐角膜でもフェイキックIOL(有水晶体眼内レンス)という方法は可能だそうで、こちらを前提に話を進めることに。フェイキックIOLはLASIKのように角膜を削るのではなく、角膜と水晶体(正確には虹彩)の間に人工レンズを埋め込むことで矯正する方法です。通常は角膜と水晶体がそれぞれレンズの働きをしているわけですが、その間に人工の第3のレンズを置く、というイメージです。
いろいろ調べると、レンズを取り外せば元に戻せる、というのがLASIKに対する利点のようですが、歴史がLASIKより浅いため、長期の症例がなく(最長でも10年くらい)、また症例数自体も少ないということです。あとは両眼同時の手術ができないとか、値段が高い(たぶんレンズの価格が高いのだと思う)というのも敷居を高くしていますね。
こちらの病院では、フェイキックIOLの場合は適応検査の他に術前検査2回、担当医および看護師からの説明・オリエンテーションを1回行うそうで、1回目の術前検査は今日でも良い、ということだったので早速受けることにしました。サイプレジンという薬で目の調整力を無くすのですが、2〜3日効果が持続するそうです。これで週末まで老眼状態。これはこれでなかなか興味深い体験でした。帰宅途中、駅の掲示など遠くはほぼ普通に見えるのですが、ケータイの画面を見ようとすると眼鏡を外さないと文字が読めない。手元の文字を読むときに眼鏡を外すのは、まさにおじいちゃん、おばあちゃんが新聞を読むときにやるアノ仕草そのものです。
さて、次回の検査は約一週間後です。また報告します。
10/15/2007
10/14/2007
Ad[es]に入れたソフトウェア
Ad[es]を買ってから二週間ばかり経ったので、ここらで備忘を兼ねて導入したソフトウェアのまとめ。コンセプトは便利に使いたいけれど、不安定になりそうなものは入れたくない、です。
高速化サービス専用クライアントソフト (公式サイトから)
Internet Radio Player (公式サイトから)
Google Maps
gmm_navi Auto
DevState
WifiInfo
WM5torage
Battery Monitor
QuicToday
GSFinder+ for W-ZERO3
QDz
synct_a
ニャー
他にも TCPMP とか NextTrain とか、Ad[es]購入前にチェックしていたツールがありますが、今のところあまり必要を感じていないので未導入です。今のところ不満なのは連絡先やQDzなどの電話帳があまり使いやすくないこと、W-ZERO3メールがかなり使いにくいことあたりでしょうか。メールはHDMobiMailが話題にのぼることが多いようなので、ちょっと気になってます。
でもとりあえず環境構築はここまでで一段落かな。
高速化サービス専用クライアントソフト (公式サイトから)
- 前機種のWX310SAのときから高速化オプションを設定していましたが、実はあまり恩恵を感じていませんでした。が、Ad[es]でクライアントソフトを使うと効果絶大! W-OAMとどちらの影響のほうが大きいのか判別しがたいですが。
Internet Radio Player (公式サイトから)
- PCでは家でも職場でも Internet Radio を聴くので、移動中も、ということで。料金プランをつなぎ放題にしているので躊躇なく。
Google Maps
- 公式サイトでダウンロードできるちず丸と迷いましたが、普段からGoogleのサービスはいろいろと利用しているので、なんとなくこちら。gmm_navi Autoとあわせて使うと便利。WX310SAのときに通常のGoogleマップのサービスを使っていたときは、あまりの遅さに閉口しましたが、専用アプリケーションだからか、我慢できるスピード。高速化ソフトも役に立っているのでしょう。
gmm_navi Auto
- W-SIMから現在位置情報を得て Google Maps に渡してくれるソフト。現在位置周辺でスタバとかコンビニとかの場所を知りたいときに便利。
DevState
- Today画面に各ソフトを立ち上げるアイコンを表示したかったので導入。フルキーボードを出さなくてもタップでAd[es]のリセットができるのも便利。他にタスクマネージャ機能やメモリやバッテリ状態のToday画面表示ができる。Battery Monitor と重複する機能もあるけどこの際気にしない。
WifiInfo
- Today画面にWi-Fiの情報を表示するツールです。設定があれば connect / disconnect もワンタップで簡単にできます。
WM5torage
- Ad[es]をUSBマスストレージにするツールです。USBメモリはいつも持ち歩いているわけではないですが、電話は身に付けている確率が高いので、いざというときにメモリの替わりに使えます。2GBのmicroSDを入れているので容量的にも余裕があるし。でももちろんケーブルは必要です。
Battery Monitor
- バッテリー容量を画面上部に表示するツール。ただそれよりも画面が横のときだけATOKの推測変換をオフにすることができる、ということで導入しました。ただ最近は横のときも推測変換オンでいいかな、という気になってきたので、使用を止めるかもしれません。
QuicToday
- Today画面にGoogle他の検索窓を表示するツール。気に入ってます。便利です。
GSFinder+ for W-ZERO3
- File Explore の代替。Ad[es]を触る上で、一番使用頻度が高いツールかもしれません。
QDz
- 連絡先のデータをもう少し使いやすいUIで取り扱う、というツール。確かに連絡先よりは使いやすいんだけれど、私にはイマイチかな。でも他に良いものが見つからないので継続使用中。
synct_a
- シンプルな時刻合わせソフト。WX310SAは30秒以上ずれたときに勝手に修正してくれていたけれど、Ad[es]にはそのような機能がないので導入。気が向いたときにときどき走らせる程度でいいと思うけれど。
ニャー
- 2chブラウザ。これまで2chはあまり読んでいなかったけれど、Ad[es]の情報収集でかなり読むようになったので導入。
他にも TCPMP とか NextTrain とか、Ad[es]購入前にチェックしていたツールがありますが、今のところあまり必要を感じていないので未導入です。今のところ不満なのは連絡先やQDzなどの電話帳があまり使いやすくないこと、W-ZERO3メールがかなり使いにくいことあたりでしょうか。メールはHDMobiMailが話題にのぼることが多いようなので、ちょっと気になってます。
でもとりあえず環境構築はここまでで一段落かな。
10/03/2007
LASIK説明会@慶應病院
慶應病院で定期的に実施されているLASIKの説明会へ行ってきました。
内容的には、
主なQ&Aは、
説明会の内容はこちらの先生が執筆された本と基本的には同様です。ただ手術ビデオや担当の先生に直接疑問をぶつけることができる、など有利な部分もありますので、LASIKを検討していて参加可能な方は出たほうがいいと思います。
私は早速適応検査の予約をしてきました。やはり一般的な説明だけではなく、自分の眼を調べてもらったうえでの説明を聞かないと私はなかなか手術を受ける決心がつきません。また他病院でも検査・説明を受けて納得度合を深め、また医師との相性の善し悪しなども考慮するのがいいかもしれませんね。
適応検査を受けたらまた報告します。もう2週間ほどお待ちください。
内容的には、
- 眼の構造、正視・近視のメカニズム、LASIKの概要、手術の様子を20分ほどのビデオで見る。
- 担当医師の方による捕捉説明
- Q&A
- レーザー屈折矯正手術(レーシック)ハンドブック (カタログ風のパンフレット)
- 費用一覧 (各検査費用、手術費用、術後検診費用等で、手術費用はどの術式でも両眼で50万円前後)
- Epi-LASIK の説明資料 (カラーコピー)
- Phakic IOL 手術について (カラーコピー)
- Phakic IOL のレンズの種類 (カラーコピー)
主なQ&Aは、
- 網膜剥離を治療した眼でも、半年から1年ほど安定していれば手術は可能
- LASIK手術をした眼でも、将来白内症の治療に差し支えることはない
- どのくらいの衝撃でフラップが外れる場合があるか (ボクシングや交通事故等)
- LASIK後の網膜剥離の手術は少し手間がかかるため、結果としてフラップに皺が出たりする場合がある
- LASIK後にドライアイの症状が出る場合が多いが、3か月から1年程度で改善する。その場合、元のレベルに戻るのであって、元もとドライアイだった人が治る、というわけではない。ただし、コンタクトレンズを使用しなくてよくなるため、その部分でドライアイの症状が軽減することもある。
説明会の内容はこちらの先生が執筆された本と基本的には同様です。ただ手術ビデオや担当の先生に直接疑問をぶつけることができる、など有利な部分もありますので、LASIKを検討していて参加可能な方は出たほうがいいと思います。
私は早速適応検査の予約をしてきました。やはり一般的な説明だけではなく、自分の眼を調べてもらったうえでの説明を聞かないと私はなかなか手術を受ける決心がつきません。また他病院でも検査・説明を受けて納得度合を深め、また医師との相性の善し悪しなども考慮するのがいいかもしれませんね。
適応検査を受けたらまた報告します。もう2週間ほどお待ちください。
9/29/2007
W-ZERO3
機種変更しました。Advanced/W-ZERO3[es]、いわゆるAd[es](アドエス)へ。今日で使い始めて3日目です。
Windows Mobile どころか、PDAライクなガジェットを持つのは初めて。感想をひとことで言えば… これは楽しい。発売前からネットを使って情報集めしながら、実は少し不安でした。少なからずフリーズするだのなんだのって。自宅に電話もひかず、携帯電話と2台持つこともしない私が使うのに果して適しているのか。でもフルキーボードは魅力。大きな液晶も見やすそう。ソフトウェアもいろいろとインストール可能で、自分が使いやすいようにカスタマイズできる。そんなイメージにつられての機種変更です。
各種情報をもとに、事前に手帳型レザーカバー、液晶保護フィルム、microSD を購入して準備。夕方会社を抜け出してショップへ。購入後、液晶保護フィルムは自宅でゆっくり貼ることにして、まずはレザーカバーを付け、microSDを入れ、底部のゴムを外して充電。とりあえずファームのバージョンを確認すると1.00。がーん。9月始めに新しいファームが出て、ひと月近く経っているので古いものはすで売れてしまい、もう残ってないだろうと踏んでたのに。ハードウェア的にも、もしかすると未発表の改善があったかもしれないので最新に近いものを、と期待していたんだけれど、少なくともひと月は古い製造日のものを掴んでしまったようです。しょうがない。これが自分の個体だ。馬鹿な子ほどかわいい、というじゃないか。ファームはアップデートすればいいし。
とりあえずマニュアルを読みながら使い方のイロハを学び、あとは週末を使ってゆっくりやろう。天気も悪そうだし、自宅にこもって作業するのにちょうどよい…
…そしていまは土曜日の夜。この3日間でかなり使いまくり、本体とW-SIMのバージョンアップもし、ソフトウェアもたくさん入れました。こんな作業は面倒くさいと思ってたんだけれど、いや楽しい。久しぶりに遊べるオモチャを入手した、という感じです。どのソフトウェアが便利か、など詳しい話はもう少し使い込んでから。とりあえずは購入報告。
Windows Mobile どころか、PDAライクなガジェットを持つのは初めて。感想をひとことで言えば… これは楽しい。発売前からネットを使って情報集めしながら、実は少し不安でした。少なからずフリーズするだのなんだのって。自宅に電話もひかず、携帯電話と2台持つこともしない私が使うのに果して適しているのか。でもフルキーボードは魅力。大きな液晶も見やすそう。ソフトウェアもいろいろとインストール可能で、自分が使いやすいようにカスタマイズできる。そんなイメージにつられての機種変更です。
各種情報をもとに、事前に手帳型レザーカバー、液晶保護フィルム、microSD を購入して準備。夕方会社を抜け出してショップへ。購入後、液晶保護フィルムは自宅でゆっくり貼ることにして、まずはレザーカバーを付け、microSDを入れ、底部のゴムを外して充電。とりあえずファームのバージョンを確認すると1.00。がーん。9月始めに新しいファームが出て、ひと月近く経っているので古いものはすで売れてしまい、もう残ってないだろうと踏んでたのに。ハードウェア的にも、もしかすると未発表の改善があったかもしれないので最新に近いものを、と期待していたんだけれど、少なくともひと月は古い製造日のものを掴んでしまったようです。しょうがない。これが自分の個体だ。馬鹿な子ほどかわいい、というじゃないか。ファームはアップデートすればいいし。
とりあえずマニュアルを読みながら使い方のイロハを学び、あとは週末を使ってゆっくりやろう。天気も悪そうだし、自宅にこもって作業するのにちょうどよい…
…そしていまは土曜日の夜。この3日間でかなり使いまくり、本体とW-SIMのバージョンアップもし、ソフトウェアもたくさん入れました。こんな作業は面倒くさいと思ってたんだけれど、いや楽しい。久しぶりに遊べるオモチャを入手した、という感じです。どのソフトウェアが便利か、など詳しい話はもう少し使い込んでから。とりあえずは購入報告。
9/24/2007
復活! FKB8579
最近、何年も使っていた HHK Lite2 の調子が微妙に悪くて、何となくスッキリしない状態でした。というのは、AやSのキーを押した直後に押したControlキーが認識されないことがあって、例えば ls C-m としようとすると、lsm と入力されてしまうわけです。決して m を Control より先に押してしまっているのではなく、l - s - Control 一瞬おいて m と押しても lsm となってしまい、このとき、どんなに Control キーを確実に押し込んでも症状は変わらないのです。l - s 一瞬おいて C-m とすれば大丈夫。
フラストレーションが溜るので、いっそのこと買い替えてしまおうかと調べていたのですが、なかなか良さそうなものがありません。好みはテンキーのないUS配列で、ControlキーがAの横にあるもの。そうなるとHHKが候補の筆頭なのですが、実はLite2の打鍵の感じはあまり好きではなく(ずっと使ってたクセに;-p)、Proにはカーソルキーがありません。本当は以前使っていたFKB8579が良いのですが、残念ながら販売終了です。
以前使っていたFKB8579は、ミネラルウォーターをほんの少しだけこぼしてしまったら、BだったかNだったかのキーが連続して入力される状態になり、使用不能になってしまったのでした。こぼしたのは水だったので、いずれ乾けば大丈夫だろうとしばらく時間をおいてみたものの状況は変わらず。当時は遠隔地にいたので、ぷらっとホームにメイルで問い合わせたところ、たぶん駄目でしょう、との返事。2001年か2002年のことです。もう一度同じキーボードが欲しかったのですが、ちょっと水を垂らした程度で壊れてしまうのではいつ同じ失敗をするかわかりません。そういうわけでやむなく買ったのがHHK Lite2だったわけです。
その後、未練がましく2年くらい経ってから試してみたりもしたのですが、やはり同じ状況のままだったので、乾けばOKというわけでもなく、完全に壊れてしまったんだ、と思っていました。
今回買い替えるにあたって、FKB8579のファンが販売終了後にどのキーボードを選んでいるのだろう、と思っていろいろと検索していたところ... 何度も珈琲をこぼしたが、分解して洗って復活した、という人がいるのを発見! 早速それを参考に分解掃除をしてみたら(ええ、まだ捨てずに持ってたんです:)、なんと直ってしまいました。
で、今はそのFKB8579から書いています。思い出してきました、この感覚。スペースキーを押したときの感触が、ちょっと嫌いだったんだ... でも今はその感触すら心地よい。少し手首がきついですが、すぐに慣れるでしょう。キーを打つのが楽しくなりそうです。
フラストレーションが溜るので、いっそのこと買い替えてしまおうかと調べていたのですが、なかなか良さそうなものがありません。好みはテンキーのないUS配列で、ControlキーがAの横にあるもの。そうなるとHHKが候補の筆頭なのですが、実はLite2の打鍵の感じはあまり好きではなく(ずっと使ってたクセに;-p)、Proにはカーソルキーがありません。本当は以前使っていたFKB8579が良いのですが、残念ながら販売終了です。
以前使っていたFKB8579は、ミネラルウォーターをほんの少しだけこぼしてしまったら、BだったかNだったかのキーが連続して入力される状態になり、使用不能になってしまったのでした。こぼしたのは水だったので、いずれ乾けば大丈夫だろうとしばらく時間をおいてみたものの状況は変わらず。当時は遠隔地にいたので、ぷらっとホームにメイルで問い合わせたところ、たぶん駄目でしょう、との返事。2001年か2002年のことです。もう一度同じキーボードが欲しかったのですが、ちょっと水を垂らした程度で壊れてしまうのではいつ同じ失敗をするかわかりません。そういうわけでやむなく買ったのがHHK Lite2だったわけです。
その後、未練がましく2年くらい経ってから試してみたりもしたのですが、やはり同じ状況のままだったので、乾けばOKというわけでもなく、完全に壊れてしまったんだ、と思っていました。
今回買い替えるにあたって、FKB8579のファンが販売終了後にどのキーボードを選んでいるのだろう、と思っていろいろと検索していたところ... 何度も珈琲をこぼしたが、分解して洗って復活した、という人がいるのを発見! 早速それを参考に分解掃除をしてみたら(ええ、まだ捨てずに持ってたんです:)、なんと直ってしまいました。
で、今はそのFKB8579から書いています。思い出してきました、この感覚。スペースキーを押したときの感触が、ちょっと嫌いだったんだ... でも今はその感触すら心地よい。少し手首がきついですが、すぐに慣れるでしょう。キーを打つのが楽しくなりそうです。
レーシック治療のウソ、ホント
ええ、実は考えています、LASIK。運動するときに不便だし、もしも不意に眼鏡を失ってしまったら何も出来なくなるだろう、という不安感を解消したい。コンタクトレンズという手もありますが、運動中に使っている人達の話を聞くと、ズレたりゴミが入ったりと、それはそれで何かと苦労があるようです。寝るときには外しますしね。
というわけでこの本、読んでみました。実際に手術を行う医師の立場から、偏ることなく説明されています。執筆されたのが2004年の末と、進歩が早いであろうこの分野の本としては少々古いですが、書かれている内容のほとんどは基礎知識として現在でも有効と思われ、最新情報は実際に医師から説明を受けることで十分補えるように思います。
著者の根岸氏は慶應義塾大学病院の現職の医師の方で、こちらの病院では無料のLASIK説明会も開催されているので、近日中に参加したいと思っています。
できれば年内にでも手術を受けたいと考えているので、こちらの進捗状況も書いていこうと思います。
こちらの本はLASIKの基礎的な知識を得るためには非常にわかりやすく書かれているのでお勧めです。
9/22/2007
Xorg upgrade to 7.3 from 7.2
X.org の ports が 7.3 になったので、upgrade してみました。
/usr/port/UPDATING を読むと(20070913のところ)、meta-portである x11/xorg が入っていれば、
# portupgrade -R xorg
だけでOKとのこと。うちの環境ではこの meta-port は入れていませんでしたが、前回 7.2 になったときもこの meta-port への言及があったので、これを機会に入れてみることに。
# portupgrade -N /usr/ports/x11/xorg
これを入れることで追加された ports は、
graphics/dri
x11-themes/xcursor-themes
x/11xorg-protos
x11/xorg
の4つ。さて、この meta-port を upgrade することで、どの ports が更新されるのか実行前に見ておきたかったので、ここで
# portupgrade -nR xorg
とし、更新される ports を確認。63ありました。
# portupgrade -R xorg
で実行すると、このマシン(Sempron 3100+)ではだいたい2時間20分くらいかかりました。ちなみにここまでの作業はすべてXを起動したまま。
ここでXを抜けて再スタート。startx で起動を試みましたが、nvidia-driver を使っているので、予想どおり立ち上がらず。UPDATING に書かれているとおりのオプション "-- -ignoreABI" を付けることで起動できました。ただ、こちらも UPDATING に書かれている "make sure Composite extension is turned off" のほうは特に何も変更しませんでした。/var/log/Xorg.0.log には、
"(II) Initializing built-in extension COMPOSITE"
という行があるので、何か対策が必要かと予想していたのですが、普通に立ち上がってしまいやや拍子抜け。検索をすると xorg.conf に、
/usr/port/UPDATING を読むと(20070913のところ)、meta-portである x11/xorg が入っていれば、
# portupgrade -R xorg
だけでOKとのこと。うちの環境ではこの meta-port は入れていませんでしたが、前回 7.2 になったときもこの meta-port への言及があったので、これを機会に入れてみることに。
# portupgrade -N /usr/ports/x11/xorg
これを入れることで追加された ports は、
graphics/dri
x11-themes/xcursor-themes
x/11xorg-protos
x11/xorg
の4つ。さて、この meta-port を upgrade することで、どの ports が更新されるのか実行前に見ておきたかったので、ここで
# portupgrade -nR xorg
とし、更新される ports を確認。63ありました。
# portupgrade -R xorg
で実行すると、このマシン(Sempron 3100+)ではだいたい2時間20分くらいかかりました。ちなみにここまでの作業はすべてXを起動したまま。
ここでXを抜けて再スタート。startx で起動を試みましたが、nvidia-driver を使っているので、予想どおり立ち上がらず。UPDATING に書かれているとおりのオプション "-- -ignoreABI" を付けることで起動できました。ただ、こちらも UPDATING に書かれている "make sure Composite extension is turned off" のほうは特に何も変更しませんでした。/var/log/Xorg.0.log には、
"(II) Initializing built-in extension COMPOSITE"
という行があるので、何か対策が必要かと予想していたのですが、普通に立ち上がってしまいやや拍子抜け。検索をすると xorg.conf に、
Option "Composite" "disable"
という行を追加した、という方もいるようなので、準備はしていたのですが。使っている nvidia-driver の port version は、やや古い 1.0.9746_5 です。とりあえずしばらくこのまま使ってみます。
9/19/2007
13日間 キューバ危機回顧録
アインシュタインの夢
9/09/2007
sky.fm
以前amarokについてのエントリーで Internet Raido局について書きましたが、最近は sky.fm を聞いています。主に piano jazz のチャンネルを選んでいますが、ピアノよりも管が中心の曲もときどきかかりますね。ときどき有料コースの宣伝や米国の著作権料についての主張(?)が入るものの、ほぼ音楽のみが流れているのでお気に入り。
音質(データ量)や形式(MP3, AAC, WMA)も選択できるので、いろいろな環境で利用できそうです。難点はplaylist(流れた曲の一覧)の更新がやや遅れ気味なところかな。知らない曲が続いていると、どれがどれだかわからなくなってしまうので、改善して欲しいところです。
音質(データ量)や形式(MP3, AAC, WMA)も選択できるので、いろいろな環境で利用できそうです。難点はplaylist(流れた曲の一覧)の更新がやや遅れ気味なところかな。知らない曲が続いていると、どれがどれだかわからなくなってしまうので、改善して欲しいところです。
7/03/2007
7/02/2007
Xorg upgrade to 7.2
もう1か月ばかり前なので,細かいことはすっかり忘れてしまいましたが,やりました,Xのアップグレード.詳細はすでに記憶の彼方なので記録にも何にもなりませんが,一応メモ程度に残しておきます.
5年くらい前にFreeBSDのインストール時のデフォルトのXが XFree86 3.x から 4.2 になったとき, XFree86 3.3.6 が動いていた手元のマシンのXのアップグレードをどうやっていいかわからずに,結局入れ換えないまま終ってしまったときとは違って,今回は /usr/port/UPDATING に手順が示され,私のような素人でも何とかなりそうだったので挑戦してみました.
基本的にはXとXに依存するportsすべてを portupgrade -a で入れ換えるだけ.簡単です.ただし,ちょっとだけ前作業と後作業,それから注意事項あり,という感じでしょうか.
[前作業]
[本作業]
[後作業]
基本的にはこれだけです.(詳しくは /usr/port/UPDATING をよく読んでね. 20070519のところです)
MLにもレポートされていたように,私の場合も一度の portupgrade -a では済まず,何度か繰り返し行いました.最後まで残ってしまったportもあり,手順が逆になりますが, symlink が張られてからやり直したら再インストールできました.また,これだけだと X が立ち上がらなかったので,users-jp を参考に,x11-drivers/xorg-drivers と x11-fonts/xorg-fonts を ports からインストール.また, xorg.conf には手を加えませんでしたが問題なく動きました. あと gstreamer が入っている場合は,もう少し手順が増えるので,UPDATING を読んで確認してください.
私の場合, portupgrade -a を何度かやり直したこともあって,丸2日ほどの時間が掛かってしまいました.
[7/22/2007 追記]
7/3/2007に portupgrade が portupgrade-devel の内容を取り込んで 2.3.1 になったので、最新の portupgrade を使っている人は portupgrade-devel にする必要がなくなっています。
5年くらい前にFreeBSDのインストール時のデフォルトのXが XFree86 3.x から 4.2 になったとき, XFree86 3.3.6 が動いていた手元のマシンのXのアップグレードをどうやっていいかわからずに,結局入れ換えないまま終ってしまったときとは違って,今回は /usr/port/UPDATING に手順が示され,私のような素人でも何とかなりそうだったので挑戦してみました.
基本的にはXとXに依存するportsすべてを portupgrade -a で入れ換えるだけ.簡単です.ただし,ちょっとだけ前作業と後作業,それから注意事項あり,という感じでしょうか.
[前作業]
- ports tree を最新のものにcvsupし,INDEXも作っておく.
- portupgrade を portupgrade-devel に入れ換え.
- 環境変数 XORG_UPGRADE を yes に設定.
- libXft を最初に upgrade (portupgrade -Rf libXft)
[本作業]
- portupgrade -a
[後作業]
- pkg_delete xorg-manpages\*
- /usr/X11R6 に残っているものを /usr/local に移し,symlink を張るため "sh /usr/ports/Tools/scripts/mergebase.sh" を実行.
基本的にはこれだけです.(詳しくは /usr/port/UPDATING をよく読んでね. 20070519のところです)
MLにもレポートされていたように,私の場合も一度の portupgrade -a では済まず,何度か繰り返し行いました.最後まで残ってしまったportもあり,手順が逆になりますが, symlink が張られてからやり直したら再インストールできました.また,これだけだと X が立ち上がらなかったので,users-jp を参考に,x11-drivers/xorg-drivers と x11-fonts/xorg-fonts を ports からインストール.また, xorg.conf には手を加えませんでしたが問題なく動きました. あと gstreamer が入っている場合は,もう少し手順が増えるので,UPDATING を読んで確認してください.
私の場合, portupgrade -a を何度かやり直したこともあって,丸2日ほどの時間が掛かってしまいました.
[7/22/2007 追記]
7/3/2007に portupgrade が portupgrade-devel の内容を取り込んで 2.3.1 になったので、最新の portupgrade を使っている人は portupgrade-devel にする必要がなくなっています。
7/01/2007
構造改革の真実
出張の機会を利用して,「構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌」を一気に読みました.
バブル崩壊後,低迷し続ける日本経済に回復のメドを付けることもできないまま,短期間で何人もの人が首相の椅子に座り,そして去っていく.そんな状況の中で小泉内閣が誕生したとき,私は「早すぎる」と感じていました.この人が他の自民党の有力者とは何か少し違うこと,もしかすると何かを変えてくれるかもしれない,ということは,私に限らず多くの人が感じていたとは思います.しかし,まだ経済・株価の下降が続き,トンネルの出口が見えない状態で首相になってしまったら,「この人もやっぱり駄目か」と短期間で見限られ,捨てられてしまうのではないか.そう考えたのが「早すぎる」と思った理由です.
しかし現実は… 皆さんご存知のとおりです.株価の壊滅的な値下がりもものともせず,世論をしっかりと味方につけ,解決の糸口の見えなかった不良債券問題に切り込んでいきました.その中で鍵を握っていたのがこの人,竹中氏です.学者から大臣となり,改革の方向性とそれを現実のものにしていく方策を練っていく過程を,その人自らが書き綴った記録ですから,面白くないわけがありません.
私は決して盲目的な自民党支持者ではありませんが,あのとき政権を握っていたのがもしも他の政党であったら,いや自民党であっても,もしも他の内閣だったら,今の日本はきっと違った姿になっていたでしょう.
そんなことを考えながら,行き帰りの飛行機の中で,一気に読み切ってしまいました.
お勧めです.
バブル崩壊後,低迷し続ける日本経済に回復のメドを付けることもできないまま,短期間で何人もの人が首相の椅子に座り,そして去っていく.そんな状況の中で小泉内閣が誕生したとき,私は「早すぎる」と感じていました.この人が他の自民党の有力者とは何か少し違うこと,もしかすると何かを変えてくれるかもしれない,ということは,私に限らず多くの人が感じていたとは思います.しかし,まだ経済・株価の下降が続き,トンネルの出口が見えない状態で首相になってしまったら,「この人もやっぱり駄目か」と短期間で見限られ,捨てられてしまうのではないか.そう考えたのが「早すぎる」と思った理由です.
しかし現実は… 皆さんご存知のとおりです.株価の壊滅的な値下がりもものともせず,世論をしっかりと味方につけ,解決の糸口の見えなかった不良債券問題に切り込んでいきました.その中で鍵を握っていたのがこの人,竹中氏です.学者から大臣となり,改革の方向性とそれを現実のものにしていく方策を練っていく過程を,その人自らが書き綴った記録ですから,面白くないわけがありません.
私は決して盲目的な自民党支持者ではありませんが,あのとき政権を握っていたのがもしも他の政党であったら,いや自民党であっても,もしも他の内閣だったら,今の日本はきっと違った姿になっていたでしょう.
そんなことを考えながら,行き帰りの飛行機の中で,一気に読み切ってしまいました.
お勧めです.
amarok
使いやすい music player だということだったので amarok を port からインストール.これまで使っていた xmms と比べるとはるかに高機能.ジャケットのイメージを amazon.com から取得したり, artist の情報を Wikipedia から調べてきたり.Internet Radio もプリセットというか,最初からたくさん登録されてます.
最初はこれまでどおり手持ちのCDからmp3に変換した曲を聴いていたのですが,もともとそれなりに聴き込んだアルバムが多かったので,たかだか数百曲をBGMとしてランダム再生させ続けていると飽きてきてしまいます.そこで最近はずっと Internet Radio.ただ登録されているラジオ局が多すぎて,自分のお気に入りの局を見つけ出すのが大変.今のところは80年代から最近までのヒット曲を中心に流しているWFTPと,同様のコンセプトのLIVE105(WKRN)の2局を中心に,BGMとして小さな音で流しっぱなしにして聴いています.
音楽の好みは人それぞれではありますが,お勧めの局があったら教えてください.
最初はこれまでどおり手持ちのCDからmp3に変換した曲を聴いていたのですが,もともとそれなりに聴き込んだアルバムが多かったので,たかだか数百曲をBGMとしてランダム再生させ続けていると飽きてきてしまいます.そこで最近はずっと Internet Radio.ただ登録されているラジオ局が多すぎて,自分のお気に入りの局を見つけ出すのが大変.今のところは80年代から最近までのヒット曲を中心に流しているWFTPと,同様のコンセプトのLIVE105(WKRN)の2局を中心に,BGMとして小さな音で流しっぱなしにして聴いています.
音楽の好みは人それぞれではありますが,お勧めの局があったら教えてください.
4/01/2007
3/25/2007
日米通貨交渉
「日米通貨交渉―20年目の真実」は,プラザ合意の前後を中心に,当時の通貨交渉の史実を記録した書.日米の政治家,官僚たちがどのように交渉を重ねてきたのか,応接記録など,通常は目にすることのできない資料を元にしている.戦後の日本経済にとって,プラザ合意はおそらく最も重要な転換点であり,その交渉過程をひとつにまとめて書籍の形で残すことは大きな意義があると思う.あのときの一種異常な状況を落ち着いて振り返るには最良の本.
今さら,という人もいるとは思うけれど.でもあの雰囲気の裏で何が進んでいたのかを知るには良いでしょう.船橋洋一氏の「通貨烈烈」と読み比べてみるのも面白いと思う.
しかしあれからもう20年以上経つんだよね.ふぅ.
今さら,という人もいるとは思うけれど.でもあの雰囲気の裏で何が進んでいたのかを知るには良いでしょう.船橋洋一氏の「通貨烈烈」と読み比べてみるのも面白いと思う.
しかしあれからもう20年以上経つんだよね.ふぅ.
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